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Q&Aソングス その8 Are You Lonesome Tonight? by Elvis Presley

2010-01-08

曲名
アー・ユー・ロンサム・トゥナイト(Are You Lonesome Tonight?)
アーティスト
ストリング・ア・ロングス(The String-A-Longs)
収録アルバム
『ウィールズ』(Wheels)
作曲者
ルー・ハンドマン、ロイ・ターク(Lou Handman, Roy Turk)
リリース年
196?年


エルヴィス・プレスリーのヴァージョンがヒットして以降は、Are You Lonesome Tonight?のカヴァーがどっと出まわっても不思議はないのですが、なぜかそういうことは起きなかったようです。

今日は、前回、まったくふれられずに終わってしまったエルヴィス以後のヴァージョンのうち、インストものを取り上げます。

☆ ストリング・ア・ロングス☆


まずはWheels(「峠の幌馬車」)のヒットがあるストリング・ア・ロングスのヴァージョンです。Are You Lonesome Tonightのクリップはないので、かわりにWheelsをお聴きになりますか?



こういう軽めのサウンドなので、Are You Lonesome Tonightも、あまり遅くせず、エルヴィスよりも早いテンポでやっています。じっさい、うちにある5種のAre You Lonesome Tonight?のなかで最速です。といっても、こういう曲ですから、ミディアムですが。

リード・ギターはほんの軽くレズリーでもかませたような、ナチュラルではない音になっています。なにをしたのかがわからないところがちょっと悔しいところですが、ストイックかつ几帳面にプレイしていて、好ましいヴァージョンになっています。

途中でミュートにして変化をもたせるという、インスト・バンドの基本を忠実に守っているところも好みですが、ここでさっきまでコード・ストロークをしていた左のリズム・ギターがトレモロ・ピッキングでメロディーを弾いて、リードに重ねてくるという小さな工夫もうれしくなります。

string-a-longs best

テキサスなどというところに、こういうまとまりのある、端正なプレイをするバンドが生まれ、アリゾナ州クロヴィスなどという田舎にいっても、都会的洗練を失わなかったのはじつに不思議です。

LAのインスト・バンドのように、ぼさぼさ頭によれよれのジーンズといった雰囲気のゴチャゴチャとした雑駁な音ではなく、表面的なことはともかくとして、姿勢としてはシャドウズに非常に近い大人のバンドですからね。ノーマン・ペティーのつくったものというのは、どれもじつに不思議です。

どうであれ、わたしはストリング・ア・ロングスのAre You Lonesome Tonight?は悪くないと思います。いかにもAre You Lonesome Tonight?らしいムーディーなサウンドではありませんが、その点こそがストリング・ア・ロングスのAre You Lonesome Tonight?の魅力です。

☆ ジャッキー・グリーソン ☆


ジャッキー・“ミネソタ・ファッツ”・グリーソンは俳優として有名ですが、内実はどうなっていたかわからないものの(アレンジャーがついていたことだけはどこかで読んだ)、バンド・リーダーとして数多くのラウンジ・アルバムをリリースしています。

まあ、この際、グリーソン自身がどれだけ関与していたかは、それほど重要ではありません。彼の名前がつけられた盤には、どれも共通した味があるのだから、ブランドとしてりっぱに役割を果たしたことになり、それで十分なのです。

jackie gleason night wind

どういう味かというと、すべてが蜜壺のなかにはまりこんだような、甘く、ボンヤリした、スロウな味です。たいていの曲はものすごくスロウにアレンジされているので、なかなか音が出てこないものだから、だんだん体を前にのめってしまいます。

ジャッキー・グリーソンのAre You Lonesome Tonight?もYouTubeにはないのですが、どんなサウンドか知っていただくために、Willow Weep For Meを貼りつけておきます。



Are You Lonesome Tonight?は、これよりも遅くなっていて、ちょっとしたものです! こういう音は好きずきとしかいいようがありませんが、わたしはときおり引っ張り出しては、ニヤニヤしながら聴いています。

☆ ウェルナー・ミューラー ☆


ジャッキー・グリーソン同様、ラウンジ・ミュージックに分類されるサウンドですが、やはりずいぶんニュアンスが異なります。

werner muller plays elvis

ウェルナー・ミューラー盤Are You Lonesome Tonight?は、ポップ・オーケストラの常套手段であるコーラスを使っていて、純粋なインストではないのですが、歌が出てくる前の最初の音の厚味はオーケストラならではもので、歌なしで、弦の厚味で聴かせてくれたらいいものになっただろうと思います。残念ながら最初の1小節以外は凡庸です。

あえてジャッキー・グリーソン盤と比較すると、録音の面でもウェルナー・ミューラー盤は面白みがありません。わたしの好みはジャッキー・グリーソンのほうです。


ストリング・ア・ロングス
The Very Best of the String-A-Longs
The Very Best of the String-A-Longs

ジャッキー・グリーソン
Night Winds
Night Winds

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