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60年代の輪郭 〈ジェイムズ・ボンド・テーマ〉カヴァー・ヴァージョン オーケストラ篇(『ドクター・ノオ』より)

2009-07-29

曲名
ジェイムズ・ボンド・テーマ(The James Bond Theme)
アーティスト
ジョン・バリー(John Barry)
収録アルバム
『シーミオロジー ザ・ベスト・オヴ・ジョン・バリー』(Themeology: The Best of John Barry)
作曲者
モンティー・ノーマン(Monty Norman)
音楽監督
モンティー・ノーマン(Monty Norman)
監督
テレンス・ヤング(Terence Young)
リリース年
1962年
themeology - the best of john baddy

〈ジェイムズ・ボンド・テーマ〉のカヴァー・ヴァージョン総覧、本日はオーケストラものです。



☆ジョン・バリー☆


もちろん、映画『ドクター・ノオ』のOST盤や、数種類あるベスト・オヴ・ジェイムズ・ボンドといったアルバムでの、〈ジェイムズ・ボンド・テーマ〉のアーティストは、近年では「ジョン・バリー」または「ジョン・バリー・オーケストラ」というようにクレジットされています。

しかし、そういう盤に収録されているヴァージョンとはべつに、ジョン・バリーは〈ジェイムズ・ボンド・テーマ〉を録音しています。OSTには2分たらずのヴァージョンが収められていますが、改めて録音されたほうは3分近いランニング・タイムになっています。

再録音盤はブラスのフォルテシモで入ることがOSTとは異なりますが、それよりも大きいのは、ギターのトーンが異なることで、再録音盤のほうがおとなしめなのが、やや残念ではあります。しかし、サウンド全体の印象は、やはり本家本元、意図が明確で、楽しく聴けます。ケレンはなし、ど真ん中の速球、いかにもオーセンティックなジェイムズ・ボンドだと納得してしまいます。

Themeology: The Best of John Barry
John Barry "Themeology: The Best of John Barry"
01. The Persuaders Theme
02. Midnight Cowboy
03. The Ipcress File
04. The Knack
05. Wednesday's Child [From the Quiller Memorandum]
06. Space March (Capsule in Space)
07. The Girl With the Sun in Her Hair
08. Vendetta
09. The Danny Scipio Theme
10. The James Bond Theme
11. Goldfinger
12. Diamonds Are Forever
13. From Russia With Love
14. You Only Live Twice [Instrumental]
15. Thunderball [Instrumental]
16. On Her Majesty's Secret Service
17. 007
18. Walk, Don't Run
19. Beat for Beatniks
20. Hit and Miss
21. Born Free
22. Main Title (I Had a Farm in Africa) [From Out of Africa]
23. The John Dunbar Theme [From Dances with Wolves]

☆ヒューゴー・モンテネグロ☆


マカロニ・ウェスタンを取り上げたときに、さんざん登場したヒューゴー・モンテネグロ・オーケストラですが、スパイ・ミュージックもたくさんカヴァーしています。商売にならないものはあまりカヴァーしないことになっているので、マカロニ・ウェスタンとエスピオナージュが60年代の二大潮流だったことが、モンテネグロのベスト盤にストレートに反映されています。

ヒューゴー・モンテネグロのいいところは、当時のオーケストラ音楽としては、きわめてロック寄りの強いビートをつくっていたことと(ドラマーはハル・ブレインだから当然なのだが)、ときに、非常にいいアレンジのアイディアを提示することです。〈ジェイムズ・ボンド・テーマ〉のカヴァーに関しては、ギターに頼らず、エレクトリック・アコーディオンのようなオルガン系のキーボード楽器をうまく使っている点と、ティンパニーも動員した力強いビートが印象に残ります。

Montenegro Best
Hugo Montenegro & His Orchestra "All-Time Greatest Movie Themes & Schemes"
01. Come Spy With Me
02. Secret Agent Man
03. Theme From 'I Spy'
04. Thunderball
05. Theme From 'The Man From U.N.C.L.E.'
06. The Silencers
07. The James Bond Theme
08. 'Get Smart' Theme
09. Theme From 'The F.B.I.'
10. The Man From Thrush
11. Theme From 'The Spy Who Came In From The Cold'
12. Goldfinger
13. Our Man Flint
14. Illya
15. The Good, The Bad & The Ugly
16. Hang 'Em High
17. For A Few Dollars More
18. Theme From 'A Fistful Of Dollars'
19. Theme For Three
20. The Godfather Waltz

☆リロイ・ホームズ☆


ヒューゴー・モンテネグロ同様、リロイ・ホームズもマカロニ・ウェスタンの記事で取り上げましたが、やはり〈ジェイムズ・ボンド・テーマ〉をカヴァーしています。そういう時代だったのです。

かつてのLPに収録された短いオリジナル・ヴァージョンのストレート・リイシューはいまだにないようで、CDで入手できるのは、キャピトルのラウンジ・ミュージック・アンソロジー・シリーズ、ラウンジ・ファン必携の『ウルトラ・ラウンジ』の第7集「ザ・クライム・シーン」に収録された、リミックス・ヴァージョンしか見あたりません。

新しいヴァージョンは、ステレオになったのは歓迎できますが、メドレー部分のつなぎがスムーズではなく、木を竹に接いだようなのがいただけません。しかし、少人数のストリングスのポリフォニックなアレンジが魅力的で、やはりこのヴァージョンは好みです。

ultra lounge vol. 7 crime scene
V.A. "The Crime Scene" (Ultra-LoungeシリーズVol. 7)
01. Ray Anthony - Dragnet/Room 43
02. Earle Hagen - I Spy
03. Elmer Bernstein - Thinking of Baby
04. Count Basie - From Russia With Love
05. Laurindo Almeida - Big Town
06. Billy May - Man With the Golden Arm
07. Nelson Riddle - The Untouchables
08. Leroy Holmes - The James Bond Theme
09. Billy May - Mission: Impossible
10. Spike Jones' New Band - Harlem Nocturne
11. Si Zentner - Walk on the Wild Side
12. Elliott Fisher - Mr. Kiss Kiss Bang Bang
13. Lou Busch - The Wild Ones
14. Elmer Bernstein - Staccato's Theme
15. Leroy Holmes - Search for Vulcan
16. Ray Anthony - Peter Gunn Suite: Walkin' to Mother's/Fall Out/Dreamsville/Peter Gunn
17. Vikki Carr - The Silencers
18. Jeff Alexander - Music to Be Murdered By
19. Renzo Cesana - [Untitled Spoken Track]

☆レグ・ゲスト☆


入手できる可能性が低いので、お勧めするのをためらってしまいますが、イギリスのアレンジャー、オーケストラ・リーダーであるレグ・ゲストのヴァージョンもおおいに魅力的です。配信などがあるようなら、お聴きになっても無駄ではないと思います。リイシューが望まれるLPです。レグ・ゲストはスコット・ウォーカーのアレンジャーとして知られているので、ウォーカーズ・ブラザーズやスコット・ウォーカーのファンも気になる人だろうと思います。

Reg Guest Syndicate "Underworld"
A1. The James Bond Theme (Double-O-Seven)
A2. Goldfinger
A3. Thunderball
A4. Theme From The Saint
A5. Underworld
B1. Theme From "The Man From U.N.C.L.E."
B2. Theme From "The Avengers"
B3. Burke's Law
B4. The Ratcatchers Theme From The "Ratcatchers"
B5. Guys, Guns, Dolls And Danger

☆エリオット・フィッシャー☆


ほかにもオーケストラもの〈ジェイムズ・ボンド・テーマ〉はあるのですが、それはのちの記事で補足することにします。オマケとして、YouTubeで見つけたエリオット・フィッシャー・ヴァージョンをどうぞ。

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